ヤクルト連敗 村上不発で今季ワースト11試合48打席ノーアーチ プロ初先発の市川5回1失点好投も

[ 2022年9月28日 21:10 ]

セ・リーグ   ヤクルト1-2阪神 ( 2022年9月28日    神宮 )

<ヤ・神>2回無死、左飛に倒れ肩を落とす村上(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは28日、本拠地の神宮球場で阪神と対戦し1―2で敗れた。25日に2年連続9度目のリーグ優勝を決めてから連敗となった。

 5試合のリリーフ登板を経てプロ初の先発マウンドに上がった市川は出鼻をくじかれた。先頭・中野に4球目のカーブを右翼スタンドに運ばれ、2試合連続となる初回先頭打者アーチで先制を許す。2回2死二、三塁のピンチでは「1番・中堅」で先発出場した同学年の赤羽が中野の大飛球をダイビングキャッチする好守に救われるなど、追加点を許さず5回1失点の好投を見せた。

 市川の好投に応えたい打線だったが、阪神先発・伊藤将の前に3回まで5三振の完全投球を許した。4回に先頭の赤羽がプロ初安打となる右前打でチーム初ヒットを放つも5回まで無得点で、市川にプロ初勝利をプレゼントすることはできなかった。それでも6回に2死三塁から途中出場の奥村が投前内野安打の同点打で負けを消した。

 だが、8回に4番手・清水が2死二塁から原口に勝ち越しの左前適時打を浴び、8月19日の中日戦(バンテリンドーム)以来14試合ぶり失点。これが決勝点となり、2年連続9度目のリーグ優勝を決めてから連敗となった。

 日本選手最多の56号を期待された村上は左飛、空振り三振、申告敬遠、空振り三振の3打数無安打で不発。これで3試合14打席ノーヒットで今季ワーストとなる11試合48打席ノーアーチとなった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月28日のニュース