大谷翔平 止まらない!キャリアハイ12試合連続安打 史上初の「トリプル150」達成

[ 2022年9月28日 10:51 ]

アリーグ   エンゼルス-アスレチックス ( 2022年9月27日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>初回、二塁 打を放つ大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席で左中間への二塁打を放ち、キャリアハイとなる12試合連続ヒットをマークした。

 相手先発・カプリーリアンには通算12打数1安打、打率・083と大苦戦していたが、好調なバットが苦手意識を払拭した。初回2死走者なしで右腕の3球目を振り抜くと、打球は左中間へ伸び、悠々と二塁ベースに到達。動作解析システム「スタットキャスト」によれば、打球速度109・3マイル(約175・9キロ)、打球飛距離394フィート(約120・1メートル)、打球角度21度だった。

 この二塁打が今季150安打目で、150投球回以上(153投球回)、150奪三振以上(203)の「トリプル150」は近代野球とされる1900年以降では両リーグ初の快挙となった。

 大谷の12試合連続安打は自己最長。25日(同26日)のツインズ戦では今月5度目のマルチ安打をマークするなど、試合前の時点で打率・271は今季最高と好調を維持している。レギュラーシーズンはこの日を含め、残り9試合。初の規定投球回だけでなく04、05年の松井秀喜(ヤンキース)以来、2人目の2年連続100打点など、数々の記録にも期待がかかる。

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