大阪桐蔭が準々決勝進出 エース左腕・前田悠伍が毎回の自己最多15K3失点完投

[ 2022年9月28日 17:22 ]

秋季高校野球大阪大会 5回戦   大阪桐蔭8―3東海大大阪仰星 ( 2022年9月28日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<大阪桐蔭・東海大大阪仰星>大阪桐蔭の先発・前田(撮影・坂田 高浩)
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 大阪桐蔭が東海大大阪仰星を下し、準々決勝に進んだ。エース左腕の前田悠伍(2年)が毎回の自己最多15三振を奪い完投。3失点はしたものの、格の違いを見せつけた。

 「調子はブルペンから良かった。いい回と悪い回で波があったので、そこをどう修正していくかが課題です」

 初回は3者凡退で抜群の立ち上がり。2回2死無走者から3連打で先制されたが、5回までに8三振を奪って決定打を許さなかった。奪三振のペースは最後まで衰えず「(捕手の)南川を信じて、狙うところは狙って投げ切れた」とうなずいた。

 来月2日からは、春夏の甲子園をともに戦った3年生と国体に臨む。「(今夏甲子園準々決勝で)下関国際に負けて、今までで一番悔しい思いをした。3年生とできる最後の大会。存分に楽しんで、いいところを吸収して、何としてでも優勝したい」。最後の1冠をつかみ取って、史上最長となる秋の大阪4連覇へ向かう。

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2022年9月28日のニュース