阪神・平田2軍監督 勝てば2連覇の29日は森木先発「1軍で経験したことをどう出してくれるか」

[ 2022年9月28日 16:46 ]

ウエスタン・リーグ   阪神4―2ソフトバンク ( 2022年9月28日    甲子園 )

<ウエスタン 神・ソ>試合に勝利し、平田監督(78)とタッチを交わすロドリゲス(撮影・後藤 大輝) 
Photo By スポニチ

 阪神は2位・ソフトバンクとの直接対決を制し、マジック「2」が再点灯した。同点の8回にロドリゲスが決勝2ラン。5回2失点だった先発の小川から、岡留、岩田、尾仲、アルカンタラら救援陣が無失点で流れを作った。29日のソフトバンク戦(鳴尾浜)に勝てば、ウエスタン連覇が決定する。

 以下は阪神・平田2軍監督との一問一答。

 ――ロドリゲスが決めた。
 「いやいやいやー。ロドちゃんやっぱり、当然これからのCSも含めてだけど、こうやってアピールするのは彼らにとっては来年のことも含めてやからね。その前のタイムリーといい、素晴らしい。勝負強さと長打力をちゃんと見せてくれたよな」

 ――シーズン最後まで気持ち切らさずに。
 「アルカンタラ見てみ? もうそんな選手いないのよ。もし、そのように見えてしまったら我々が悪いわけ。そういうことでしょ? アルカンタラにしてもまだCSもある、何が起こるかわからないのやから。その時のために、外国人だけじゃなくてみんなだよな。そういうところではこの2試合は見応えがあるね。君らも感じない?感じるでしょ。(集中が)切れるなんてありえない、素晴らしいこの2試合」

 ――投手陣も粘った。
 「(先発の小川)一平はまだまだこんなもんじゃない。慎重にいきすぎて球数は当然増えるかもしれないけど、1軍で投げてるピッチャーだもん。この前鳴尾浜でやられたんで、今日は甲子園だし、まだまだ自分の力を発揮できていない。まあ、ちょっと慎重にいきすぎたのはバッテリーの藤田も含めてね。これはある程度仕方ない、そういうために我々もプレッシャーをかけてるのでね。そこを最低限5回2失点、1点ずつなのでね。でも、一平はまだまだこんなもんじゃないと思ってるんで。でも岡留から岩田、尾仲、アルカンタラと、リリーフ陣は打たれたの1安打だけでしょ? 今年、ピッチャーを含めた守りを重要視してますけど、リリーフ陣がしっかりと抑えてくれたおかげでこういうチャンスが巡ってくるわね」

 ――29日勝てば2連覇。本拠地で決めたい。
 「当然。そのために9月からは連覇するんだ、優勝するんだということで。やっぱり(井上)広大はヒットで出たり、チャンスで三振をするところの課題が残ったり、いろんなところで力をつけるというのは、やっぱりそういうプレッシャーを与えないと。2軍で、こんなんでビビってストライクはいらないとか、打てませんだったていうのは1軍ではそうはいかん。そういうところでは本当に9月からそういうプレッシャーかけてる中、選手たちはほとんどの試合みんな見応えのある、緊張感のあるゲームをやってくれている」

 ――平日でも甲子園に1547人が入った。
 「なあ、明日もやってほしかったのよ。明日も今からできないのかな。やっぱり甲子園でこうやってお客さん入っていただいて、ファンの人たちも喜んでくれるんだもん。これは色々事情があるんでしょ。ただこの2試合甲子園で、こうやって使わせていただいて。昨日雨でコールドゲームになって、今日がどういうゲームかなと思ったけど、何も言うこと無い。(高山が後ろを通り)高山もショートライナーだったけど、あんな良い当たり久しぶり。真芯でしょ。そういうところでも最後にヒット打ったり、みんな本当に食らいついていってくれてるよ。伝わるやん」

 ――29日は森木が先発する。
 「こういうところで森木がどういうピッチングするか。やっぱりソフトバンクの打線もいいんで。1軍で今年経験したことをどうマウンドで出してくれるかちゅうのは楽しみやな。まあ、楽しみにしててください」

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月28日のニュース