西武　CS進出「王手」　復帰戦8回無失点の今井に辻監督「素晴らしかった。中心で投げてもらわないと」

パ・リーグ   西武1―0楽天 （ 2022年9月28日    楽天生命 ）

＜楽・西＞最終戦を終えて仙台のファンに手を振る辻監督（撮影・篠原岳夫）
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　西武が4連勝でCS進出に王手をかけた。残り2試合で1つでも勝つか、楽天が残り3試合で1つでも負ければ3位以上が確定する。

　疲労と発熱で離脱していた今井が、約1カ月ぶりの復帰登板で8回無失点の5勝目。力のある速球を軸に4安打に抑え、8三振を奪った。辻監督は「素晴らしかったね。ブルペンを見ても非常に良かったし、下（2軍戦）で投げたのを生で見て、非常にいい球を放っていた。（楽天との直接対決に登板させるのは）もう今井しかいないと。今年一番期待したピッチャー。（高橋）光成と、絶対に中心で投げてもらわないと困るピッチャーだった」と語った。

　打線は5回に平沼が、3年ぶりの本塁打。通算2本目で今季1号のソロが決勝弾となった。指揮官は「凄く成長していると思う。打撃も非常にいい。やることはまだいっぱいあるけど、明るいしね。非常にいいと思います」と称えた。