阪神次期監督内定の岡田氏 佐藤輝に厳しく「タイミングが2年間遅いまま。耳から打ってる打者いない」

[ 2022年9月28日 20:09 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2022年9月28日    神宮 )

<ヤ・神>解説のため来場する岡田彰布氏(撮影・沢田 明徳)
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 阪神の次期監督が内定している岡田彰布氏(64)がABCラジオの解説のため神宮球場を訪れた。

 3位でのクライマックス・シリーズ進出へ向け、この日を入れて残り2試合。死闘が続く阪神をネット裏から見つめた。

 6回、佐藤輝の3打席目で岡田氏の口調がやや厳しくなった。

 「タイミングを取るのが全然遅い。2年間遅い(まま)。2年前から言っている話」とし、新人時代の昨年は7月の時点で20本塁打を放った事実をアナウンサーから紹介されても「(状態が)いいとき、いつありました?もっと打てると思ってるでしょ。投手の足が上がっても(佐藤輝は)動かない。全然遅れている」とピシャリ。二遊間をゴロで抜く中前打を放っても「今のバットが当たったところ、へそよりも後ろですよ」と苦笑いだ。

 さらに「あのグリップの位置では絶対打てないと2年間、言った。(グリップの位置が)耳ですもん。耳から打ってる打者、誰一人いない。ホームラン20本で終わる打者じゃない」と期待を込めて、厳しい指摘を続けた。

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