昌平が2年ぶり2度目の優勝 1年生左腕・石井が浦和学院を封じる 秋季高校野球埼玉県大会

[ 2022年9月28日 17:21 ]

秋季高校野球埼玉県大会   昌平6―3浦和学院 ( 2022年9月28日    大宮公園 )

2年ぶり2度目の優勝を決め、歓喜に沸く昌平ナイン(撮影・田中 健人)
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 すでに関東大会出場を決めている昌平が、今春選抜出場の浦和学院を下し、2年ぶり2度目の秋季大会優勝を果たした。

 先発の1年生左腕・石井晴翔投手が、得意のスライダーを軸に5回2/3を3安打1失点と好投。「今日の朝に監督から自分の一番いい投球を塗り替えてこいと言われた。要所で抑えられたのは良かったが、課題や反省はあるので完璧を求めたい」と振り返った。

 主将で4番の斎藤陽貴捕手(2年)は3投手をリードし、バットでは初回2死二塁から先制の右前打を放つなど1安打2打点と勝利に貢献。「本塁打を打つタイプではないので、確実に点数をとることを心がけました」と胸を張った。

 斎藤は宮城県出身。小学生時代は今夏甲子園で東北勢初優勝を果たした仙台育英(宮城)の4番・斎藤陽と楽天ジュニアでともにプレー。「甲子園で会おうなと言っていて、向こうが優勝して悔しかった。自分も頑張らないといけない」と意気込む。旧友との再戦を目指し、来春選抜の重要な参考資料のなる関東大会に向けて「自分が監督のつもりで引っ張っていこうと思っている。昌平の歴史を作りたい」と初の甲子園出場へ力を込めた。

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2022年9月28日のニュース