メッツとブレーブスが同率首位、3日後天王山の地に大型ハリケーン・イアンが北上中

5回にソロ本塁打を放ったアクーニャ（AP）
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　ブレーブスが27日（日本時間28日）、ロナルド・アクーニャの2本塁打などでナショナルズに8－2の快勝、一方、メッツは先発のカルロス・カラスコが3回4失点の誤算でマーリンズに4－6と敗れたため、ナ・リーグ東地区の2球団が155試合目で97勝58敗と首位に並んだ。

　9月30日から10月2日、アトランタで行われる直接対決3連戦が天王山となるが、現在大型のハリケーン・イアンがメキシコ湾を北上中。影響は必至で、両球団とMLB機構は緊急時の対応について話し合いを進めている。

　国立気象局によると、イアンは現地28日にフロリダ半島に上陸、そこからアトランタのあるジョージア州を北上していくと見られる。既にフロリダ州全域で大規模な避難が進んでおり、休校や空の便の欠航が相次いでいる。現在検討されている選択肢は試合開始時間の変更。30日のナイトゲームを昼に行い、1日は終日雨の予想のため、2日にダブルヘッダーを開催する。

　これで3試合を消化できず、10月5日の公式戦最終日までにナ・リーグ東地区の1位チームが決まっていなければ、6日に消化できなかった試合（1試合か2試合）を行う。しかし、この場合は、6日に敗れたチームが、7日からのワイルドカードシリーズ（3試合）に休みなしで臨まなければならない。それでも30日からのシリーズを別の街で開催する案はブレーブスが反対、一日早く29日から始める選択肢も検討されてはいない。MLB機構と2球団はハリケーンの動きを注視しながら、最善の策を講じていく。