楽天・則本「嶋さんの要求通りに投げていただけ。寂しい」引退表明の恩人に感謝

[ 2022年9月28日 17:28 ]

楽天時代にバッテリーを組んだ則本(左)と嶋
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 ヤクルト・嶋基宏捕手(37)が28日に今季限りでの現役引退を表明したことを受け、古巣の楽天でバッテリーを組んでいた則本昂大投手(31)が球団を通じてコメントを発表した。則本は入団1年目の13年に嶋とのバッテリーで15勝を挙げて新人王を獲得し、チームのリーグ優勝と日本一にも貢献した。17年には8試合連続2桁奪三振の日本記録を達成した際も嶋が捕手を務めるなど、息の合ったコンビネーションで則本の成長を支える存在だった。

 以下、全文
 
 寂しい気持ちがあります。今こうやって僕がやっているのも嶋さんと初めて開幕戦(2013年)で組んでから始まったプロ生活なので。すごい思い入れのある、そういう人が引退されるということなので寂しいですけど、「お疲れ様でした」と言いたいです。
 僕は、嶋さんの要求どおりに投げていただけなので、あと、打ち込まれた時、福岡の屋台で「お前のおかげで勝った試合はいっぱいあるから」と言われたのは、僕のプロ生活の中ではかなり重要な一場面だったと思います。

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