巨人、リーグワースト74失策 2失策の吉川に元木ヘッド「きついのは分かってんだけど…」

[ 2022年8月28日 23:58 ]

セ・リーグ   巨人4-6広島 ( 2022年8月28日    マツダ )

<広・巨24>5回、西川の打球を失策する吉川(撮影・光山 貴大)
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 巨人は28日、広島との3連戦最終戦(マツダ)を落として2連敗。吉川尚輝内野手(27)の2つの失策が、いずれも失点につながってしまった。チームはこれで今季74失策となり、リーグのワースト記録を更新した。

 失策で流れを渡してしまった。4-4の5回は無死一塁。広島・西川の打球は二塁・吉川の真正面。併殺コースだったが、手前で微妙にバウンドが変わると、これをファンブル。ピンチを拡大し、堂林の適時打で勝ち越しを許した。

 6回は2死一、二塁。矢野の放った打球は勢いなく一、二塁間に転がった。しかし矢野は俊足。吉川はグラブトスで一塁に放るも、これが裏目に。送球は一塁・中田の右側を大きくそれ、その間に二走が生還。相手に貴重な追加点をもたらしてしまった。

 2点差を追う8回、2死満塁で吉川にバットで挽回のチャンスが訪れるも空振り三振。チームも接戦を落とした。試合後、元木ヘッド兼オフェンスコーチは「(6回の吉川は)ちょっと打球判断のミスかな、というね。そういうミスが起きるとやっぱり負けるわね。レギュラーはやっぱりね。きついのは分かってんだけど、それこそレギュラーだし。頑張ってもらわないと」と背番2に奮起を促した。

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