ヤンキースの連勝が5でストップ 延長突入の試合での1安打は1906年以降ではチーム最少

[ 2022年8月28日 14:07 ]

延長10回裏、代打で同点2ランを放ったアスレチックスのボート(AP)
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 ア・リーグ東地区首位のヤンキースは27日、敵地オークランド(カリフォルニア州)で西地区最下位のアスレチックスに延長11回の末に2―3で敗れて78勝49敗。放ったヒットはベネスレラ出身の新人、オズワルド・カブレラ(23)が6回に記録した右中間二塁打の1本だけで、連勝は5でストップした。

 ヤンキースは1安打ながら0―0で迎えた延長10回の表、押し出しの四球と敵失で2点を入れたが、その裏、アスレチックスの代打スティーブン・ボート(37)に5号2ランを許して同点。11回裏の1死満塁の場面では、遊ゴロから併殺を狙った二塁手のDJ・ルメイヒュー(34)の悪送球でサヨナラ負けを喫した。

 延長戦に突入した試合での1安打は、1906年以降としてはチーム最少。今季の延長戦での成績は7勝7敗となった。

 アスレチックスは3試合ぶりの白星で47勝81敗。今季2勝6敗の先発アダム・オイラー(27)が8回を1安打、無失点と好投し、ロイヤルズを解雇されたあと20日にアスレチックスと契約したばかりの4番手、ジョエル・パヤンプス(28)が今季3勝目を挙げた。

 なお両軍ともに5回まではノーヒット。これはここ3シーズンではリーグ全体で3度目の“珍事”となった。

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