巨人・赤星、3回4失点降板も桑田投手コーチ「次回も先発で」原監督も「まだできる」

[ 2022年8月28日 22:47 ]

セ・リーグ   巨人4-6広島 ( 2022年8月28日    マツダ )

<広・巨24>初回、堂林に同点の2点適時打を浴びた赤星(中央)=撮影・光山 貴大
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 巨人の新人右腕・赤星優志投手(23)が28日、広島戦(マツダ)で6月23日以来の先発マウンドを託されたが、3回4失点(勝敗つかず)と結果を残せなかった。

 2点の援護をもらった状態でマウンドに上がった赤星だったが、制球が定まらなかった。広島の1番・大盛にいきなり死球。3番・西川にも死球を与え、5番・坂倉には粘られ四球を許し満塁に。続く堂林を追い込むも、左前に運ばれ2者生還で同点。2回は無失点で乗り切るも、3回に走者を1人置いて坂倉に弾丸ライナーを右翼スタンドまで運ばれた。

 4回にポランコの2ランで追いつくも、打順が回ってきたところで代打を送られ降板。「立ち上がりから四死球を出して点を与えてしまい、初回に先制してもらったのに守り切れず申し訳ないです」とうなだれた。

 それでも試合後、桑田投手チーフコーチは「次回も先発で投げてもらおうと思います。次は結果を出してくれると信じてますのでね」と明言。「期待していたんですけど、大事に行きすぎたと言うね。もうちょっと気迫とかそういうものを全面に出して投げてもらいたい。(いつもより球速が出ていなかったが)マウンド、球場のスピードガンによって誤差があると思うので。リリーフで短いイニングを18試合やってたので、それが染み付いてたのかもわからないですけど、また今日先発して次まではしっかり調整してスピードをあげてくれることを信じてます」と期待を寄せた。

 原監督も「いいものは持っていますよ。いいものは持って、まだ出し切れていないでしょうな。まだできますね」とルーキーに奮起を促した。

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2022年8月28日のニュース