【大谷翔平と一問一答2】球団売却検討には「僕は専門外」 仙台育英の東北勢初優勝を祝福

[ 2022年8月28日 09:43 ]

ア・リーグ   エンゼルス2ー0ブルージェイズ ( 2022年8月27日    トロント )

<ブルージェイズ・エンゼルス> 11勝目を挙げナインとタッチをかわす大谷(撮影・大森 寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、敵地トロントでのブルジェイズ戦に「3番・投手兼DH」で出場。投手では今季最多の109球を投げ、7回2安打無失点、9三振1四球で11勝目(8敗)を挙げた。防御率は2・67。打者では2打数無安打だった。内容は四球、空振り三振、投ゴロ、四球。チームは2―0で勝利を収めた。以下、試合後の一問一答。

 ――球団が売却検討を発表した。
 「経営に関しては僕は専門外なので分からないですし、どうなっていくのかっていうのが正直、見えていないので。今この状況で頑張ることが唯一できることですし。今季しっかりあと1カ月くらいあるのでまずやり切りたいなと思います」

 ――トレードの噂も再び出てきた。
 「それはGMに聞いてもらった方が早いので。あと1カ月やり切るだけなので、しっかり休んでまた明日頑張りたいなと思います」

 ――今の打撃の感覚を改めて。
 「数字が残っている以上にあんまり差は感じていないので。安打になる打球というか、前半戦は良い打撃ができていても、ラインアウトになることも多かったですし。長打になる確率の高い打球がアウトになる確率が高かったので。8月は打球が間に抜けるのが多い印象なので。その差がOPS(出塁率+長打率)上に出ているかなと思います」

 ――一塁側寄りのプレートを踏んで投げていたように見えた。
 「多少、ずれていたかなとは思います。マノア選手が投げているのところと被るのが嫌だったので。多少ずらしていたので。そんなに差はないかなと思います」

 ――ツーシームを投げることによって、プレートを踏む位置を変えることもあるのか。
 「それはないですかね。右打者が多いですし。直球、スライダー、スプリットが基準にはなってくるので。立ち位置はそんなに関係ないかなと思います」

 ――高校野球で仙台育英が東北勢初優勝した。同じ東北出身として感慨深さは。
 「東北勢初なので、まずは“おめでとうございます”ということですし。母校(岩手・花巻東)ではないのが少し残念ではありますけど、東北の中の強豪の1校として、これからも頑張って欲しいなと思います」

 ――東北勢が夏の甲子園で勝つ難しさは。
 「どうなんですかね、分からないですね。北海道も勝っていることもありますし。単純に日本一にすることは、それだけ難しいことですし。確率的にも低いことなので。やってきたことが実を結んで優勝できたっていうのは本当に素晴らしいことだなと思います」

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