驚異!ヤクルト村上が14打席連続出塁&9打数連続安打 30日の巨人戦でWプロ野球記録に挑戦へ

[ 2022年8月28日 21:47 ]

セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2022年8月28日    横浜 )

<D・ヤ>7回、勝ち越しソロを放つ村上(投手・エスコバー)(撮影・会津 智海)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が28日、DeNA戦(横浜)に「4番・三塁」で先発出場。3打席連続四球&3戦連続4発目となる勝ち越し49号ソロに続いて9回の第5打席で中前打を放ち、14打席連続出塁&9打数連続安打をマークした。

 プロ野球記録は連続打数安打が91年R・J・レイノルズ(大洋)、03年高橋由伸(巨人)の11打数、連続打席出塁が13年広瀬純(広島)の15打席。最年少の22歳で令和初の3冠王へとひた走る驚異のスラッガーは30日の巨人戦(京セラD)で2つのプロ野球記録に挑戦する。

 村上は26日の第3打席から27日の第6打席まで2四球を挟んで7打数連続安打とし、9打席連続出塁を継続。この日、先頭打者として回ってきた2回の第1打席ではフルカウントから四球を選んで10打席連続出塁とし、“赤鬼”と呼ばれたチャーリー・マニエルが1978年に残した10打席連続出塁の球団タイ記録へ44年ぶりに並んだ。

 キブレハンの左前適時打でこの回先制のホームを踏んだ村上は続く3回、目の前を打つ3番・山田の20号ソロで3―0となって迎えた1死走者なしの場面で第2打席へ。ここでも四球を選んで44年ぶりに球団記録を更新する新記録達成となった。3―1で迎えた5回は無死一、二塁のチャンスで第3打席へ。カウント2―2からの6球目が相手先発右腕・京山の暴投となって無死二、三塁となると、続く7球目は敬遠気味に外され、3打席連続の四球出塁となった。

 そして、4―4で迎えた7回、先頭打者として入った第4打席はこの回から登板した4番手左腕・エスコバーがフルカウントから投じた8球目、154キロツーシームを完璧に捉えて右中間スタンド中段へ49号ソロ。日本人では2002年の松井秀喜(巨人)以来20年ぶりとなる50本塁打に王手をかけた。

 【村上宗隆の14打席連続出塁&9打数連続安打】
8月26日 DeNA戦 投ゴ、三振、右本、右本、四球
8月27日 DeNA戦 右安、四球、右安、右安、右安、右中本
8月28日 DeNA戦 四球、四球、四球、右中本、中前打

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