DeNA ハマスタで首位ヤクルトに痛恨3連敗…ゲーム差4→7に再拡大 1点追う9回に山崎投入も

[ 2022年8月28日 22:03 ]

セ・リーグ   DeNA4―5ヤクルト ( 2022年8月28日    横浜 )

<D・ヤ>7回、勝ち越しソロを放つ村上と三浦監督(中央)ら(撮影・会津 智海)
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 DeNAが首位ヤクルトとの本拠地3連戦に3連敗。25日の阪神戦(京セラD)から4連敗となり、4まで縮めたゲーム差は再び7に広がった。貯金は7に減り、8月のここまでの成績は22試合16勝6敗。

 やはり失点のきっかけは村上だった。先発・京山はベンチも「調子がいい」と太鼓判を押す球威と切れで初回を2三振、3者凡退と上々の立ち上がり。しかし試合前まで7打数連続安打、9打席連続出塁中の村上を先頭に迎えた2回。勝負を挑むもボールを見極められ四球で出塁を許すと、続くオスナ、キブレハンに連打を浴び先制点を奪われた。一塁手・ソトの悪送球の間にもう1点を失った。

 3回には3番・山田に20号ソロを浴び3失点目。5回には先頭の山崎に中前打を許すと、山田、村上に連続四球で無死満塁のピンチを招き、京山はここで降板。2番手・平田が何とか1点で食い止め打線の反撃を待った。

 打線は3回に先頭の桑原が中前打で出塁すると、盗塁も成功。1死二塁から佐野が右翼線適時二塁打を放ち1点を返した。

 最大のチャンスは1―4の6回に訪れた。先頭の3番・佐野から、牧、宮崎と相手先発・原から3者連続四球を選び無死満塁に。2番手・梅野がマウンドに上がると、ソトの三ゴロの間に1点返す。激走したソトは一塁セーフで1死一、三塁とチャンスをつなぐと、三浦監督はソトの代走に神里を送る。そして6日以来のスタメン復帰となった7番・大和が左翼線に適時打を放ち1点差とした。8番・嶺井の場面で再び三浦監督が動いた。代打・大田。ハマスタのボルテージはMAXに達した。そして梅野の3球目真ん中低めのストレートを振り抜くと打球は右翼やや浅い飛球に。三走・神里が気迫のヘッドスライディングで生還。ついに試合を振り出しに戻した。

 しかし同点直後の7回。4番手・エスコバーが先頭の村上に痛恨の被弾。154キロのストレートを完璧に捉えられ“確信しゃがみ”の13打席連続出塁となる49号ソロにハマスタは同点の歓喜一瞬…再び静まり返った。

 7、8回は両軍得点を奪えず4―5と1点を追う9回。三浦監督は逆転勝利を信じ守護神・山崎をマウンドに送った。先頭の村上に中前打を打たれるも、牧の好守も飛び出し無失点で抑えた。9回裏の攻撃では相手守護神・マクガフから大田が1死から左翼線を破る二塁打でチャンスをつくるも、1点届かず。勝負の3連戦で痛恨の3連敗を喫し4連敗となった。

 なお、7打数連続安打、9打席連続出塁中だった村上に3四球1被弾1安打の5出塁を許した。

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