新庄日本ハム 今季17度目の零敗…リクエスト判定に“明暗” 加藤が7回途中5失点で6敗目

[ 2022年8月28日 18:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6ー0日本ハム ( 2022年8月28日    札幌D )

<日・ソ>4回、近藤の走塁死でリクエスト失敗の新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 最下位・日本ハムは28日、本拠でのソフトバンク戦(札幌ドーム)に0―6で完敗。先発の加藤貴之投手(30)が6回1/3を7安打5失点で6敗目。打線が5安打と振るわず今季17度目の零敗を喫した。

 4回のリクエスト判定が明暗を分けた。チームは1点を追いかける4回、先頭の近藤が右翼フェンス直撃の二塁打で出塁。松本剛が空振り三振に倒れ1死二塁となると、続く古川裕が中前打。ここで二走・近藤が猛ダッシュで一気に本塁へ突入し、微妙なクロスプレーとなり判定はアウト。

 ベンチの新庄監督は、すかさず両手で大きくリクエストを要求。だが数分間のリプレー検証の結果、判定は覆らずアウトのまま。同点のチャンスを逃すと、打線は5回以降わずか1安打と沈黙。

 6回まで2失点と好投していた加藤も7回につかまり、1死満塁としたところで降板。2番手の北山が今宮、野村勇に連続2点適時打を浴びるなど、この回4失点。投打がかみ合わず借金は再びワーストタイの「24」となった。

 ▼加藤 先制点を与え、中押しをされた後に、ランナーをためたところで降板する形になり、中継ぎ陣に負担をかけてしまいました。僕の責任です。流れを作ることができず、本当に申し訳ない気持ちです。

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