西武 2リーグ制以降の発足球団最速となる通算5000勝 辻監督「この瞬間に監督、非常に光栄」

[ 2022年8月28日 16:30 ]

パ・リーグ   西武10-4オリックス ( 2022年8月28日    京セラD )

<オ・西>球団通算5000勝を記念したプレートを持つ(左から)西武・辻監督、源田(撮影・岸 良祐)
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 西武は28日のオリックス戦(京セラD)で、2リーグ制以降発足球団では最速となる5000勝を達成した。

 日本プロ野球が誕生した1936年以降では、巨人、阪神、中日、オリックス、ソフトバンクに次いで6球団目の達成となり、1950年の日本プロ野球2リーグ制発足時に誕生した球団では初の記録となる。

 50年に福岡の地で西鉄クリッパースとして誕生し、パ・リーグに参入。西鉄ライオンズ(1951年~72年)、太平洋クラブ(73年~76年)、クラウンライター(77年~78年)を経て、79年に西武ライオンズとして埼玉県所沢市に本拠地を移した。より一層の地域密着を掲げ、2008年から埼玉西武ライオンズに球団名を変更。23回のリーグ優勝、13回の日本一はいずれもパ・リーグ最多を誇る。

 辻監督は「長い歴史の中で、多くのファンの皆さまに応援していただいたからこそ、一つひとつ勝利を積み重ねられました。私は現役時代に球団の2500勝、3000勝を経験しましたが、まさか監督として5000勝の節目に立ち会えるとは、当時は考えてもいませんでした。この瞬間に監督としてチームを率いていることに対して非常に光栄に思いますし、これからも強いライオンズであり続けることに重責を感じています」と語った。

 試合は、0ー1の4回、右前打の源田を一塁に置き、森が中越え二塁打でまず同点。山川、中村の連続内野安打で満塁とすると、呉念庭の右前打で勝ち越し。続く鈴木が6者連続安打となる中前打を放ち1点追加。さらに愛斗の左前打など打者一巡の猛攻で5―1と逆転に成功した。その後山川のタイムリーと37号2ランなどで5点を追加し、先発全員16安打10点でオリックスを圧倒した。

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