TRANSYS 4強前に敗退も本間監督「全国1勝できたので…100点です」

[ 2022年8月28日 15:45 ]

第46回全日本クラブ野球選手権大会第2日 準々決勝   TRANSYS(北海道)1―9大和高田クラブ(東近畿) ( 2022年8月28日    川崎・等々力 )

<TRANSYS・大和高田クラブ>5回、TRANSYS・本間監督は先発・生駒(右)の交代を告げる
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 前日は延長13回を戦い抜き、ベスト4進出を狙ったTRANSYSだったが、クラブ選手権4回の優勝を誇る大和高田クラブの前にコールド負けした。

 駒大苫小牧時代は楽天マー君とともに4番打者として甲子園を沸かせた本間篤史が今季から監督に就任。粘りの野球を目指したがベスト8で姿を消した。

 「いい試合をさせてもらって感謝しています。(完敗は)今のウチの力です。大会前はとにかく初戦!と選手に言ってきた。きょう負けたのは悔しいですが全国1勝できたので大会通しては100点です」。そう言って指揮官は頑張った選手をねぎらった。

 ただ課題も多く見つかった。「送りバント、進塁打、犠牲フライが打てないと勝てない。あと野球の頭をもっと使わないと。全体的にバットを振る力が弱いし全国で通用しない。9、10月からオフにはバットを振らせようと思っています。鬼になります」と眼鏡の奥のやさしい目を光らせてニヤリ。この2試合は大きな経験となったようだ。

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2022年8月28日のニュース