前日ノーノーの日本ハム・ポンセ 一夜明け「実感が沸いてきた」

[ 2022年8月28日 13:04 ]

本紙一面を手にポーズするポンセ(撮影・高橋茂夫)
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 27日のソフトバンク戦で史上87人目(通算98度目)の無安打無得点試合を達成した日本ハムのコディ・ポンセ投手(28)が快挙から一夜明けた28日、試合前練習後に札幌ドームで取材に応じた。昨夜は興奮で眠れなかったという右腕は「朝、起きた時に“あー、やったんだな”という実感が湧いてきた。徐々に今、理解してきています」と、笑顔で振り返った。

 この日は日課の早朝散歩中に“プチハプニング”もあった。父・ジョーさんとテレビ電話をしながらコンビニに寄ると、自身の活躍を伝える新聞各紙を発見。携帯で映しながら「お父さん、これ僕だよ!」と話していると、店員から「すみません、写真はダメです」と注意を受けたという。それでも「これ、僕が載っているのでいいですか?」と訪ねると、驚かれながら撮影許可をもらったというエピソードも明かした。

 来日後最長投球回を投げたポンセは「あんまり(体は)悪くないですね」と強がったが「いや、実は結構しんどいです…。キャリアの中でも多分、1番長い投球回数でした」と本音を漏らした。次回登板でも期待は高まるが「これまでもずっと言ってきたように、自分の全てを出し切ってチームを勝たせるための投球をすることに変わりはない」と、表情を引き締めていた。

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2022年8月28日のニュース