西武・山川「厳しい戦いで嫌なんですけど優勝します」トドメ37号だ4安打3打点 祝5000勝どすこい!

[ 2022年8月28日 17:07 ]

パ・リーグ   西武10-4オリックス ( 2022年8月28日    京セラD )

<オ・西>8回1死二塁、中越え2ランを放ち、どすこいポーズを決める山川(手前右)(撮影・坂田 高浩) 
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 西武は28日のオリックス戦(京セラD)で、今季最多タイの先発全員16安打で10点を挙げ快勝。2リーグ制以降発足球団では最速となる5000勝を達成した。

 8―4の8回。快音を残した山川の打球はセンター左へ着弾。37号2ランでトドメの10点目をたたき出し、オリックスの戦意をそいだ。「(本塁打は)ちょっと詰まったんで、越えろ!と思ったら入ったんで良かったです」とゆっくりと振り返った。

 ナイン一丸でつかんだメモリアル勝利だった。0ー1の4回、右前打の源田を一塁に置き、森が中越え二塁打でまず同点。山川、中村の連続内野安打で満塁とすると、呉念庭の右前打で勝ち越し。続く鈴木が6者連続安打となる中前打を放ち1点追加。さらに愛斗の左前打など打者一巡の猛攻で5―1と逆転に成功した。

 「(今季は)投手陣のおかげで今があるので、ここから先は野手が頑張っていきたい。(5000勝について)正直言われるまで知らなかったので、言われてみたらうれしかったです。本当に厳しい戦いで嫌なんですけども、一球一球集中して、優勝します」

 最後まで山川節全開で、3年ぶりのV奪回を誓った。
 

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