巨人・原監督、無死満塁無得点に「なかなか男になってくれる人がいないねえ」

[ 2022年8月28日 22:20 ]

セ・リーグ   巨人4―6広島 ( 2022年8月28日    マツダ )

<広・巨24>8回、無死満塁から得点できず厳しい表情で選手交代を告げる原監督。左は三振に倒れた吉川(撮影・光山 貴大)
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 巨人は28日、広島との3連戦最終戦(マツダ)を4-6で落とし2連敗を喫した。

 初回に中田の中犠飛、岡本和の適時二塁打で2点を先制するも、6月23日以来の先発となった赤星が制球に苦しみ3回4失点。4回にポランコの2ランで再び追いつくも、5、6回にそれぞれ二塁・吉川の失策が失点に直結してしまう。8回は無死満塁で無得点と絶好機を生かせなかった。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――8回に満塁の絶好機があった。

 「そうですね、なかなか、なかなかこう絡まないというかねえ。なかなか男になってくれる人がいないねえ、うん」

 ――きょうはミスも失点に絡んだというのがあった。

 「まあまあ、そうですね」

 ――今年は四死球、というところがあると思う。

 「ねえ、ワンヒットで、ねえ。まあしかし、心境としては2月の1日を、もう一度迎えたいよ。2022年。ね。もうそのくらいの心境ですよ」

 ――岡本和真は。

 「ええ、だいぶ雰囲気出てきましたね。(中田)翔も粘っていくしね。ポランコもきょうは四球と、本塁打も打ったしね」

 ――赤星は久々の先発で、四球などもあったが、球という点ではどうだったか。

 「あのー、いいものは持っていますよ。いいものは持って、まだ出し切れていないでしょうな。まだできますね、ええ」

 ――四死球と失策など、こういったミスは今後、どう修正が必要か。

 「いや、まあ、そこは、どういうところたってね」

 ――吉川も難しく、ぎりぎりのプレーだったと思うが、そこは判断も含めて何とかしないといけなかったか。

 「ま、本人に聞いて、それはね」

 ――接戦を勝ち切るには、どういうプレーを選手に求めていきたいか。

 「もう集中力でしょうね。もう今さら何というか、技術を自分で疑っても仕方がないしね。やっぱりその一球に懸けるという、そういう強い集中力でしょうね。まあ、最終的には負けん気だから。負けん気というものがないと、そうそういい結果は、そうそうというか一番必要なことだもんね。はい」

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