新庄監督「タダ過ぎ。クイックは投げてもらわないと、ちょっともうあれですねー」延長10回ロドリゲスに

[ 2022年7月5日 21:55 ]

パ・リーグ   日本ハム1―2Xロッテ ( 2022年7月5日    ZOZOマリン )

<ロ・日>戦況を見つめるベンチの新庄監督(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 日本ハムの新外国人ポンセ投手(28)は5日、ロッテ戦(ZOZOマリン)に通算4度目の先発。4回には無死満塁の大ピンチを背負うも無失点で切り抜け7回91球を投げ1失点と快投したが、またしても来日初勝利はお預けとなった。チームは延長10回に4番手・ロドリゲスが荻野にサヨナラ打を浴び連敗、借金19となった。

 新庄剛志監督(50)は試合後、延長10回に荻野にサヨナラ打を打たれた場面を振り返り「うまく打たれましたねー。満塁策考えたんだけど、まあ、ちょっとフォアボールも怖かったしね。結果的にはああなったけど、まあうまく打たれたと」とサバサバした表情で相手を称えた。

 7回91球を投げ7三振を奪い1失点と快投を見せたものの来日初勝利が遠い先発のポンセについては「ポンセね、良かったですね。佐藤くんの一発を浴びるまで全然、先発ピッチャーとして十分でしょ。次も先発でね、投げてもらいたいなと思います」と次回登板に期待を込めた。

 延長10回のピンチを拡大する結果となった代走・和田の初球盗塁は「いや、もう、ランナーが出たらもう(クイックに)変えるくらいでいかないと。ちょっとタダ過ぎますね。もうグラブが上がったら、これ(グラブ上げる動作)でスタート切れるから。クイックは投げてもらわないと、ちょっともうあれですねー、厳しいですね。ランナーが出るまではいいボール投げるから、ゴロを打たせる。ランナーが出て、足の速いランナー出てきたら、ちょっとね。まあ工夫するのはロドリゲス次第ですからね。(けん制?)いやいや、そういう問題じゃない。けん制入れたとしても、あれはもう、うちだったらもう全部走らせますよ。1球目から」とランナーに走者を背負った時のロドリゲスをチクリ。

 打線については、チャンスをつくるバントが決まらなかったことに「そうね。まあこっちもそうだけど、あっちも。まあどのチームもそうよ。決められるチームが強いんでしょ」とし、6回以降は打つ手がなかった展開に「まあまあ、こういう時もありますよ。OK?」と言って引き揚げていった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月5日のニュース