ロッテ 延長10回サヨナラで再び貯金生活!代走・和田“電撃”盗塁から荻野今季初の劇打

[ 2022年7月5日 20:58 ]

パ・リーグ   ロッテ2―1日本ハム ( 2022年7月5日    ZOZOマリン )

<ロ・日>10回1死三塁から荻野がサヨナラ打(撮影・長久保 豊) 
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 ロッテが延長戦で日本ハムに勝利し再び貯金生活に戻った。佐藤都志也捕手(24)が7回に同点の4号ソロを放つと、1―1延長10回に荻野の左中間タイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。

 延長10回、先頭の山口が右前打で出塁すると井口監督はすかさず代走に和田を送った。その和田は打席の小川が送りバントの構えを見せる中、初球に日本ハムバッテリーの虚をつく盗塁を決めた。無死二塁から小川が絶妙の送りバントで1死三塁に。そして1番・荻野が粘った6球目のスライダーをミートし今季初のサヨナラ打を放った。

 荻野は試合後「凄くうれしい。投手陣がしっかり抑えてくれていたので、何とか還したいな、と思った」と喜びかみしめるように口にした。井口監督はベテランの活躍に「どっしりと打席の中でこなしてくれている。頼もしい」と目を細めた。

 1点が遠く、6回まで来日未勝利の日本ハム新外国人右腕ポンセの前に無得点。そして0―1のまま迎えた7回だった。先頭で打席に入った佐藤都はポンセの高めのつり球が少し真ん中に甘く入ったのを見逃さなかった。フルスイングすると打球は右翼席ラッキーゾーンに飛び込んだ。

 この日、中村奨のチーム初安打から3連打で大きなチャンスを迎えた4回無死満塁。ここで打席に立った佐藤都はポンセのワンバウンドするナックルカーブに空振り三振。結局、続く菅野も三振、山口が遊ゴロに倒れ無得点に終わっただけに、7回の打席で意地のリベンジ同点弾を放ち笑顔を見せた。

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