SNS連動企画「虎党が選ぶ月間MVP」6月度は大山　月間10本塁打に称賛の嵐

「ファンが選ぶ月間MVP」6月度に選出された阪神・大山
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　ツイッター連動企画「ファンが選ぶ月間MVP」の6月度に大山悠輔内野手（27）が選出された。月間10本塁打、29打点の大暴れで打線をけん引。総投票数の約73％を集める圧勝で虎党からも和製大砲への賛辞が並んだ。　（取材・構成＝遠藤　礼、石崎　祥平、長谷川　凡記、阪井　日向）

　背番号3の放物線にとことん酔いしれた6月だった。1日の西武戦で早速、今季9号を放つと、圧巻だったのは新庄ビッグボスとの対決で注目も集めた3日の日本ハム戦。すべてソロながら1試合3発の離れ業を演じて最大6点差あったビハインドをはね返す大逆転勝利に貢献し、中軸の仕事を果たした。その後も、勢いは衰えることなく自己記録を更新する月間10本塁打。虎党も迷うことなく頼れる男に一票を投じた。

　ツッチーさんは「大山さんの超覚醒なくして交流戦2位、6月の快進撃は成し得なかった！こんなに毎打席ワクワクしながら待ったのは初めてでした」と興奮。とらとらタイガースさんは「日本ハム戦での3本塁打でチームが勢いを取り戻したと思います。大山選手は人を感動させるホームランが打てる選手だと思います」と選出理由を記した。

　月間の本塁打と打点の球団記録にこそ届かなかったものの、「個の力」でチームを押し上げた。5月まで打率2割2分台に沈んでいたが、夏場に入ってバットの“火力”は爆上がり。最下位を脱出し、逆襲態勢を整える猛虎の命運を握っているのは、大山で間違いない。　（ツイート内容は原文のまま）