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春日・飯田が投打に躍動、コールド勝利に貢献 夢の“親子対決”へ前進

[ 2022年7月5日 06:00 ]

第104回全国高校野球選手権福岡大会   春日10―2浮羽究真館 ( 2022年7月4日    久留米 )

好投する春日の左腕エース・飯田
Photo By スポニチ

 福岡大会は2回戦10試合が行われた。昨夏16強の春日は左腕、飯田泰成投手(3年)の活躍で浮羽究真館に10―2で7回コールド勝ちした。観戦した父、星琳・飯田信吾監督の目の前で7回を投げきり、豪快なソロアーチも決めた。久留米学園は部員12人の奮闘も及ばず、早良に惜敗した。鹿児島大会は台風接近のため全試合中止。きょう5日の試合は福岡大会、鹿児島大会とも台風接近で順延が決まった。

 春日のエース左腕、主将の飯田が投打で躍動した。7回4安打2失点にまとめ、打撃でも6回に右越えソロ本塁打。7回コールド勝ちに貢献した。

 「初戦の難しさで初回は周りも緊張して自分も硬くなった」と初回に2点を失う展開。それでも「2回以降は打たせて取る意識で低めにいきはじめた」と立ち直ると、頼もしい打線が3回に4点を奪い逆転した。

 6回には7番・森の左越え2ラン、8番の飯田もソロと2者連続本塁打も飛び出す猛攻で一挙6点を奪った。飯田は高校通算2本目に「前の打席で森が打ってくれたので楽な気持ちで入れた。打った瞬間手応え十分だった」と振り返った。

 発奮材料もあった。星琳の監督を務める父・信吾氏(47)が観戦。マウンドの真正面のバックネット裏から熱視線を送った。飯田は「体が大きいのですぐ分かる。圧を感じる」と照れ笑いしながら父をうならせる活躍。信吾氏は「本塁打にビックリ。自分が打ったくらい喜んだ。初戦の難しさの中で落ち着いて投げた」と目尻を下げた。父も小倉との初戦を控え、「この勢いを持って帰って頑張りたい」と息子に続くつもりだ。

 星琳で父の下でプレーすることも考えたが「自宅に近くて勉強も野球も頑張れる」と初出場を狙う公立の進学校へ進んだ。昨夏は16強入りも、新チームは勝てず八塚昌章監督に「最弱」と言われ続けた。飯田は「みんな悔しくて練習したし最後の夏に勝って最強になろうと頑張ってきた」。父が指揮する星琳と対戦するとすれば決勝戦。「公式戦で倒したい。主将としてエースとしてチームの勝利が最優先」。最後の夏に親子対戦の夢も追う。 (村田 有子)

 ◇飯田 泰成(いいだ・たいせい) 2005年(平17)1月6日生まれ、福岡市出身の17歳。高木小1年のとき宮竹少年野球クラブで野球を始める。小4で高木スネークス。宮竹中で投手。春日では1年夏からベンチ入り。昨年夏から背番号1。目標の投手は菊池雄星。最速は139キロ。持ち球はカーブ、チェンジアップ、スライダー。左投げ、左打ち。得意科目は数学。1メートル80、80キロ。

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