大打者の証 西武・中村が歴代最多タイ通算1955三振 清原和博氏に並ぶ

[ 2022年7月5日 20:27 ]

パ・リーグ   オリックス―西武 ( 2022年7月5日    京セラD )

<オ・西>8回、三振を喫する中村(撮影・井垣 忠夫)
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 西武・中村剛也内野手(38)が8回に本田から空振り三振を喫し、通算三振数を歴代最多タイの1955(1913試合)とした。球団OBの清原和博氏(2338試合)のプロ野球記録に並んだ。

 6度の本塁打王と4度の打点王を誇る中村は、通算本塁打数も446本で、450本の節目にあと4本に迫っている。開幕前には「昔からホームランにこだわってきた。450本もありますし、やっぱり500本塁打というのを打ちたいという気持ちが強い」と語っていた。

 三振数が多いのは、長距離バッターとして長年第一線で活躍してきた証でもある。歴代の上位打者を見ても、そうそうたる大打者が居並ぶ。中村は満塁本塁打も歴代最多22本。1670安打のうち、4分の1以上をスタンドに運んできた。

 通算三振記録ランキングは以下の通り。

(1)清原 和博(オリックス)1955三振 2338試合
(1)中村 剛也(西武)   1955三振 1912試合
(3)谷繁 元信(中日)   1838三振 3021試合
(4)山崎 武司(中日)   1715三振 2249試合
(5)秋山 幸二(ダイエー) 1712三振 2189試合
(6)金本 知憲(阪神)   1703三振 2578試合
(7)新井 貴浩(広島)   1693三振 2383試合
(8)中村 紀洋(DeNA)   1691三振 2267試合
(9)ローズ(オリックス)  1655三振 1674試合
(10)衣笠 祥雄(広島)   1587三振 2677試合
※()内所属は最終、現役は中村剛也のみ

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