巨人シューメーカー 6回自責1好投も2勝目ならず 3者連続が2度、来日最多9奪三振も報われず

[ 2022年4月30日 16:27 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年4月30日    東京D )

<巨・神> 力投するシューメーカー(撮影・大森 寛明) 
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 巨人の新助っ人右腕、マット・シューメーカー投手(35=米国)が阪神戦(東京D)に先発登板。来日最多となる9三振を奪って6回4安打2失点(自責1)と好投したが、6回に追いつかれて来日2勝目を逃した。

 前回、甲子園で対戦した16日は6回2失点(自責1)と好投しながら来日初黒星を喫した阪神戦。その時と同じウィルカーソンとの投げ合いになったが、初回から順調にゼロを重ねた。来日3度目の先発となった23日の中日戦(バンテリンD)では7回2死まで1人の走者も出さない完全投球を披露。来日初勝利を散発2安打無四球の初完投初完封で飾り、試合前まで11イニング連続無失点中だったが、3回に3者連続三振を奪うなど14イニングまで連続無失点を伸ばした。

 2―0で迎えた4回、無死一、三塁の場面で大城の二塁悪送球により15イニングぶりに失点。それでも佐藤輝、大山、糸井のクリーンアップトリオを3者連続三振に仕留めてこの回を切り抜けた。だが、2―1で迎えた6回には2死から中野、佐藤輝に連打を許して痛恨の同点。その裏、代打が出て降板となった。

 シューメーカーの投球内容は6回で打者22人に対して103球を投げ、4安打2失点(自責1)。来日最多となる9三振を奪い、与えた四球は1つ、直球のMAXは146キロだった。

 また、23日の中日戦では0―0のまま迎えた6回、自ら右前打を放って先制のホームイン。メジャー通算46勝だが、メジャー、マイナーも含め日米通算初安打を記録していたが、この日は2回の打席でチーム2点目となる犠打を決めて来日初打点もマークしている。

 ▼シューメーカー 全体的に粘ることができました。次回までに微調整していきたいです。

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