中日・石川昂 甲子園プロ初弾も空砲「チームが負けて悔しい」

[ 2022年4月29日 05:30 ]

セ・リーグ   中日2-3阪神 ( 2022年4月28日    甲子園 )

<神・中>2回1死一塁、石川昂は先制2ランを放つ(投手・秋山)(撮影・大森 寛明)
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 中日は最下位の阪神に痛い連敗。前の試合で右膝に死球を受けた大島が欠場する中で、奮闘したのは石川昂だ。2回1死一塁で秋山が投じた初球のスライダーをフルスイングで左翼席へ。チーム単独トップとなる4号先制2ランを放ち笑顔でベースを一周した。

 「打ったボールはスライダー。良い感覚で打つことができた」

 甲子園の1軍戦では13打席目で初安打。本塁打は東邦高で優勝した19年4月3日の選抜決勝の習志野戦で2本塁打して以来だった。15打点も阿部と並んでチームトップ。だが、9回2死三塁の打席では見逃し三振に倒れて最後の打者となり「チームが負けて悔しい」と話した。

 勝率5割で4位に後退となり立浪監督は「良い意味で反省点が出た2試合。また名古屋に帰って出直します」と巻き返しを誓った。(中澤 智晴)

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2022年4月29日のニュース