ドラフト候補、東京ガスの最速153キロ右腕・益田が2回無失点 「いい真っすぐが投げられた」

[ 2022年4月29日 14:00 ]

社会人野球関東選抜リーグ   東芝6―3東京ガス ( 2022年4月29日    等々力 )

救援して2回無失点に抑えた東京ガス・益田
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 東京ガスの今秋ドラフト候補の最速153キロ右腕・益田武尚投手が7回から登板し、2回無失点と好投した。

 2四死球を与えたが、6回まで14安打を放っていた東芝打線を無安打に抑えた。「力感なく投げて、丁寧にコースを突こうという目標を持ってマウンドに立っていた。四球の時もインコースに投げられたし、自分としては攻められた」と手応えを得た。

 昨年の都市対抗野球ではチームは優勝した一方、自身は先発した準々決勝のENEOS戦で左脇腹を負傷。この冬はリハビリと平行して「体幹を使いながら、バランスよく体を使うことを意識したトレーニングの時間に充てた」とレベルアップを図った。

 今季3試合目の登板だったが、この日は最速149キロを計測。「真っすぐでファウルが取れたので、久しぶりにいい真っすぐを投げられた」とうなずいた。先発への復帰についても「いけるならいきたい」と意欲を見せ「都市対抗までに球の質プラス球速ももう少し上に持って行きたいなと思ってます」と誓った。
 
 ▼DeNA河原隆一スカウティングディレクター 腕の振りもシャープだし、コントロールで苦しむような投手でもない。(直球は)もっと良くなると思うので期待している。

 ◇益田 武尚(ますだ・たけひさ)1998年(平10)10月6日生まれ、福岡県出身の23歳。小4で野球を始める。嘉穂時代には甲子園出場はなかったが、最速145キロを投げて注目される。北九州市大ではリーグ通算33試合で12勝9敗、防御率2・55。1メートル75、86キロ。右投げ右打ち。

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