日本ハム・大海 大人の投球で自身3連勝、今川と“道産子コンビ”お立ち台

[ 2022年4月29日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム6-2オリックス ( 2022年4月28日    東京D )

<日・オ>笑顔を見せる今川(左)と伊藤(撮影・西尾 大助)
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 日本ハムの伊藤が“大人の投球”で3連勝を飾った。今季最長の7回を投げて5安打、今季先発では初となる無失点の好投。チームの連敗も4で止め「凄く収穫の大きいピッチングになった。結果以上に得るものが大きかったかなと思います」と表情を緩めた。

 前回先発までの4度の先発で最長投球回は6回。力みから序盤に球数を増やすことが多かった。転機は26日。交流戦に向けた打撃練習で打席に立ち、武田投手コーチがゆったりしたフォームから投じる切れのある直球に差し込まれて「あ、力はこんなにいらないんだ」と気がついた。

 左足の上げ方も2段モーションから通常に戻して切れと制球を重視。2、3回にはともに2死走者なしから3ボールとしたものの、冷静に追い込んで三振に仕留めた。「前回までなら今日も4個くらい四球を出していたんじゃないかな」と笑って振り返った。

 お立ち台では2本塁打を含む4安打3打点の今川と並んだ。20年ドラフト同期の道産子コンビで入団時に「いつか2人で」と約束し合ったヒーローインタビューもかなった。(清藤 駿太)

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