巨人・菊地大稀 ユニホーム間に合わず「019」で1軍デビュー 支配下&出場選手登録、即マウンドへ

[ 2022年4月29日 19:20 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年4月29日    東京D )

<巨・神>2番手で登板した菊地(撮影・平嶋理子)
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 巨人の育成ドラフト6位右腕・菊地大稀投手(22)が阪神戦(東京D)でプロデビューを飾った。

 桐蔭横浜大から2021年育成ドラフト6位で巨人入り。この日の試合前に支配下選手登録されると同時に出場選手登録され、一気に1軍デビューとなった。

 エース菅野がまさかの3回2失点で降板。2番手として4回からマウンドに上がった。支配下登録で背番号は「96」となったが、ユニホームが間に合わず「019」のまま。糸原を154キロの速球で中飛に仕留めると、小幡は初球に154キロを見せた後、スライダーで3球三振。梅野にはカウント2―2からの5球目フォークを打たれ、打球は左翼フェンスを直撃したが、立岡の好返球で二塁タッチアウト。得点を許さなかった。

 新潟・佐渡島出身として初のプロ野球選手。菊地はイニングをまたいで5回も続投。青柳を空振り三振に打ち取ると、近本は遊ゴロ、中野は一直で3者凡退。デビュー戦の投球内容は2回で打者6人に対して25球を投げ、1安打無失点。2三振を奪って四死球はなく、直球のMAXは154キロという堂々たる投球だった。

 ▼菊地 ブルペンで“行くぞ”と言われた時に緊張感が増しました。マウンドに上がれば自分の投球をするだけだったので、気持ちだけは負けないように攻めの投球をすることだけを考えて思い切って投げ込みました。

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2022年4月29日のニュース