西武　博多デー“替え玉”勝ち！山川“おかわり”2戦連発、与座は緊急登板で1勝

パ・リーグ   西武4－2ソフトバンク （ 2022年4月28日    ペイペイD ）

＜ソ・西＞初回、3ランを放つ山川（撮影・岡田　丈靖）
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　ラーメンの麺単体のおかわりは「替え玉」。西武・山川が再現の先制3ランだ。敵地は「どんたく博多デー」が開催され、来場者に「ホームラン替玉」と書かれたハリセンが配られていた。

　「基本的には真っすぐを待って、カットボールも投げミスが起きれば、といけるように思っていました」

　初回1死一、二塁。もう一丁とばかりに、カットボールを7球連続で投じたレイと甲斐のバッテリーは「外角低め一辺倒」だった。3球ファウルで粘り、8球目。やや高めに浮いた直球を右中間席中段へ。リーグ単独トップ独走の8号は、前日と同じ初回3ラン。今季2度目の2戦連発の「おかわり」だった。

　2番手の下手投げ・与座は、新型コロナで離脱した中継ぎ陣の代替選手。麺とは違う「替え玉」とも言える立場で2回に負傷降板したスミスの代役を全うし、3回2/3を1失点で今季初勝利を挙げた。

　3カード連続勝ち越しで最大4あった借金を完済し、3位浮上。敵地の球場食堂ではとんこつ、しょう油、味噌の3種類のラーメンが準備されていた。与座は「ラーメン、好きですよ。今日は味噌を食べました」と笑った。（神田　佑）