巨人・菅野が3回2失点で降板 サトテルに2試合連続被弾 原監督が代打を告げると球審もびっくり

[ 2022年4月29日 19:01 ]

セ・リーグ   巨人2―3阪神 ( 2022年4月29日    東京D )

<巨・神> 3回2死一塁、佐藤輝の先制2ランを浴びた菅野(撮影・大森 寛明) 
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 巨人のエース、菅野智之投手(32)が阪神戦(東京D)に先発登板。今季最短となる3回3安打2失点で早々に降板した。

 安打、四球と吉川の失策で無死満塁のピンチとなった2回は、小幡をフォークで空振り三振に仕留めた後で梅野を遊ゴロ併殺打に打ち取って無失点。だが、0―0のまま迎えた3回だった。先頭の相手先発右腕・青柳に今季初安打となる左前打を許すと、2死後、佐藤輝に2球目の内角高め143キロ直球を右翼上段のバルコニー席に叩き込まれて2点先制を許した。

 佐藤輝には15日の対戦(甲子園)でも右越え4号2ランされており、菅野は2試合連続の被弾。さらに大山を四球で歩かせたが、糸井を打ち取ってこの回を終えた。だが、その裏の攻撃に入ると、桑田真澄投手チーフコーチ(54)が菅野のもとへ。1死一塁で菅野に打席が回ると、原辰徳監督(63)はこの日の試合前に再登録されたばかりの代打・広岡を告げた。秋村球審も驚いた表情を浮かべ、ベンチの菅野は両腕を体の前で組んだまま厳しい表情だった。

 菅野の投球内容は3回で打者14人に対して64球を投げ、3安打2失点。2三振を奪い、与えた四球は2つ、直球のMAXは145キロだった。

 ▼菅野 先発の役割を果たせるように次回登板に向けてしっかり調整をしていきます。

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2022年4月29日のニュース