巨人 “天敵”青柳打ち崩せず昨年5月から4連敗 菅野3回降板 岡本和の4年ぶり4戦連発10号も空砲

[ 2022年4月29日 21:10 ]

セ・リーグ   巨人2―3阪神 ( 2022年4月29日    東京D )

<巨・神>3回2失点で降板する菅野(撮影・平嶋理子)
Photo By スポニチ

 首位・巨人は最下位の阪神に1点差で敗れて3連勝ならず。2カード連続でカード初戦を落とした。

 リーグトップタイの4勝目を目指したエース菅野が今季最短の3回3安打2失点で降板。初回から直球が140キロ台前半と球威がなく、3回に前回対戦(甲子園)でも2ランされている佐藤輝に右翼上段バルコニー席に運ばれる7号2ランを浴びて先制されると、その裏の打席で代打を出された。

 5回には敵失も絡んでチャンスを広げ、若林の一ゴロの間に1点返したが、1―2で迎えた8回、5番手右腕・鍬原が今季12試合目で初被弾となる一発を大山に打たれて2点差に。

 打線も右打者に滅法強い相手先発右腕・青柳対策として大幅に組み替え。坂本、ポランコらがスタメンを外れ、今季初スタメンの立岡をはじめ、香月、大城、松原、両打ちの若林も含めて7人の左打者をズラリとスタメンに並べたが、またしても青柳を打ち崩ず。9回には主砲・岡本和が4年ぶり、自己最多タイの4戦連発となる10号ソロを放って1点差としたが及ばず、昨年5月から対青柳4連敗を喫した。

 なお、育成ドラフト6位右腕・菊地が2番手として4回から登板。支配下登録、出場選手登録、1軍デビューと激動の一日となったが、MAX154キロを計測して2回を1安打無失点に抑えた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月29日のニュース