専大松戸が習志野にコールド負け プロ注目148キロ右腕・鈴木良麻は4回5失点「強い気持ちを持ちたい」

[ 2022年4月29日 12:42 ]

春季高校野球千葉県大会 3回戦   専大松戸 1―8習志野 ( 2022年4月29日 )

最速で146キロを計測した鈴木(撮影・柳内 遼平)
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 昨年の甲子園大会に春夏連続で出場した専大松戸は習志野に1―8で7回コールド負けし、3回戦敗退となった。

 エースの最速148キロ右腕・鈴木良麻(3年)は3回2/3を投げて4安打5失点。自己最速まで2キロに迫る146キロを計測した直球を軸に3回まで無失点に封じていたが、4回に逆転3ランなど5失点を許し「本塁打を打たれた球は甘く入ってしまった。あの球で試合が決まってしまった」と振り返った。

 昨年のエース右腕・深沢鳳介は春夏連続で甲子園出場を果たし、DeNAの5位指名で夢のプロ入りを果たした。背番号1を引き継いだ鈴木は昨秋の時点から5キロの球速アップを果たすなど急成長したが、勝利にはつながらず。甲子園に出場する最後のチャンスとなる夏に向けて「夏はチーム全体で強い気持ちを持ちたい。夏の甲子園で去年の先輩の成績を超えたい」と力を込めた。(柳内 遼平)

 ▼持丸修一監督 習志野の“絶対負けない”という気迫に負けた。(勝つためには)やっぱり人の入れ替えが先決じゃないですか。勝負強い選手を使っていくしかない。 

 ◇鈴木 良麻(すずき・りょうま)2004年(平16)5月24日生まれ、千葉県柏市出身の17歳。小1で野球を始める。中学時は八千代中央シニアに所属。専大松戸では1年秋からベンチ入り。遠投100メートル。50メートル6秒2。球種は直球、スライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップ。憧れの選手は専大松戸・深沢鳳介。1メートル76、75キロ。右投げ右打ち。

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