ヤクルト・村上 8回満塁で「コンパクトに」同点打口火に一挙9得点逆転

[ 2022年4月29日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト9-5広島 ( 2022年4月28日    マツダ )

<広・ヤ>8回1死満塁、村上は中前に同点となる2点適時打を放つ(撮影・奥 調)
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 ヤクルト・村上が新バットで猛攻を呼んだ。0―2の8回1死満塁。「チャンスだったので、コンパクトにランナーを還すことだけを考えて打席に入った」と中崎の142キロ直球を中前に運ぶ同点2点打を放った。

 開幕から白木のバットを使っていたが、前日から黒と白のバイカラーに変更した。「先端がくり抜かれていたり、グリップの太さとか全部違う」という一本で、打者13人で一挙9得点の逆転劇を演出。前日も本塁打を含む今季初の3安打と、新相棒は好感触だ。

 連勝で3カードぶりの勝ち越し。高津監督も「点を取るバッティングに徹してくれた。4番に求められる一部分」と称えた。状況に応じ打撃を2色に変えられるのも、村上の強みだ。(青森 正宣)

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2022年4月29日のニュース