西武覇権奪回の鍵握る男 注目すべき山川の「本塁打率」と「チーム勝利数」

[ 2022年4月29日 08:00 ]

本塁打を放った西武・山川。おなじみの「どすこい」ポーズ
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 「本塁打率」というデータをご存じだろうか。本塁打1本当たりに要した打数を示すもので「打数÷本塁打数」で計算される。「数字が小さい=本塁打に要した打数が少ない」ということになる。

 28日現在で西武・山川が驚異の数字を叩き出している。44打数でリーグトップの8本塁打。本塁打率は「5・50」になる。主砲は右太腿裏の軽い肉離れで14試合を欠場しながら、本塁打を量産。27日のソフトバンク戦で通算21度目のマルチ本塁打をマークして「トップに立っているのは気持ちいい。どんどん打って突き放したい」と語り、5本で並んでいた日本ハム・アルカンタラを引き離した。

 同時点の本塁打率は、両リーグトップの9本塁打している岡本和(巨、98打数)の10・88を大きく引き離す断トツ。パ・リーグの本塁打数上位者と比較しても

(2)アルカンタラ(日)「73打数、5本塁打=本塁打率14・60」
(2)今川(日)「44打数、5本塁打=本塁打率8・80」
(4)万波(日)「57打数、4本塁打=本塁打率14・25」
(3)浅村(楽)「82打数、4本塁打=本塁打率20・50」

と群を抜いている。(全て28日時点)

 注目すべきはもう一つ。チームの勝利数である。同時点で山川の先発出場試合は10勝3敗と大きく勝ち越し、逆に欠場試合は3勝10敗1分けと大きく負け越している。打線の中で4番という軸が決まることは大きい。相手投手が4番打者に警戒を高め、他の打者との勝負も強いられる。山川が3年ぶり覇権奪回の鍵を握っている。(記者コラム・神田 佑)

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