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【センバツ選考事情】同一県アベック出場6組 強まる「地域性<力量」の傾向

[ 2022年1月29日 05:30 ]

甲子園球場
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 東海で逆転現象があった。準優勝の聖隷クリストファーが漏れ、4強の大垣日大が選ばれた。鬼嶋一司委員長は聖隷クリストファーを「頭を使いハートのある高校生らしいチーム」とした上で「甲子園で勝てる可能性をみる。春は失点の多いチーム(3試合15失点)は厳しい」と話した。

 東海4県で2枠は厳しい。優勝が同じ静岡の日大三島だが「静岡2校は全く考慮していない」。地域性より力量の傾向は強まり、今回、同一県アベック出場は6組に上る。

 激戦が予想された近畿は4強の後、5番目に昨夏の甲子園4強で主戦健在の京都国際を選出。市和歌山、東洋大姫路、近江の3校を比較し、好投手を擁し多彩な攻撃ができる市和歌山を6番目、伝統の守りの野球が健在の東洋大姫路を選んだ。

 近江は昨夏の甲子園4強の原動力だったエースを右肘痛で欠いていた。前田正治委員長は「投げていない投手を想像で評価できない」と補欠校に回った。

 関東・東京の最終枠は二松学舎大付が東海大相模をしのいだ。井上明委員長は「好素材がそろう東海大相模だが、まだ育っていない。投手力が不安定だった」と不安をあげた。

 聖隷クリストファー、近江、東海大相模の落選に「春は投手力」という古い警句を思った。 (編集委員・内田 雅也)

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