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クラーク 創部8年目で初センバツ!「明るさ」武器に初戦突破目指す

[ 2022年1月29日 05:30 ]

センバツ出場32校決定

創部8年目で初のセンバツ出場が決まり、喜びを爆発させるクラークの選手達(撮影・高橋 茂夫)
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 創部8年目で初めてのセンバツ切符が届くと、クラークナインは新調した練習用帽子を投げ上げて喜びを爆発させた。春初出場で目指すのは初戦突破。全国約50カ所の学習拠点でオンライン視聴する約1万人の生徒に向かって、白取太郎主将(2年)が力強く約束した。

 「チームの持ち味は明るさと仲の良さ。甲子園で一番明るいチームとして出場して、1勝を必ず持ち帰ります」

 白取主将が「明るさ」を強調したのには訳がある。昨秋の明治神宮大会1回戦で九州国際大付に1―5で完敗。守備で2失策のほか、送りバントの失敗など昨秋の全道大会では考えられなかったミスが続いた。「ふがいない試合。初めての全国で余裕がなくて、あっという間に終わった」と悔しさだけが残った。

 持っている力を発揮するためのキーワードが「明るさ」だ。全道大会まではあったお互いの声掛けやマウンド上での笑顔が、明治神宮大会では消えていた。緊張を解くために続けていたピンチでの深呼吸すら忘れていた。「甲子園では(ピンチで)マウンドに集まった時も、笑顔で明るい姿を全国の生徒に見せてあげたい」と白取主将は力を込めた。

 チーム一のムードメーカーも聖地での盛り上げに意欲を燃やす。三塁を守る越智飛王(2年)はマウンドに集まる時の笑わせ役。「観客席に可愛い子がいるよ。抑えたら、もてるんじゃない?」。時にはそんな軽口で仲間をリラックスさせてきた。「人を笑わせることが得意という長所を生かして、チームを明るくして活気づけたい。ネタを用意しなきゃ」とノリノリだ。

 駒大岩見沢監督時代の83年春に甲子園初出場で8強入りした佐々木啓司監督(65)は「初出場というのは意外と強いものだよ」と言う。昨秋は支部と全道の計8試合で71得点6失点と圧倒的だった。「83年よりも上だし、投手力なら(4強入りした)93年よりも上」と認める実力を発揮できれば、快進撃も夢ではない。83年など昭和の甲子園で3勝、93年など平成の甲子園で4勝している指揮官は、令和初出場で勝てば前人未到の監督3元号勝利となる。

 ▼クラークの三浦雄一郎校長(世界的スキーヤー、冒険家)センバツ初出場おめでとう!最高の舞台の切符を手にした選手たちを誇りに思います。クラーク魂とは、どんな時も夢を抱き、最後まで諦めずにチャレンジし続ける心です。全国からやってくる強豪チームにも強い心で挑み、甲子園初勝利、初優勝をつかんでください。心から応援しています。

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