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目指せリリーフエース オリックス ドラ6・横山は愛息に「自慢できる父親」の勇姿見せる

[ 2022年1月17日 05:30 ]

オリックス・ドラフト6位の横山楓
Photo By スポニチ

 【22年度球界新士録(2)】横山には、負けられない理由がある。球団新人唯一の既婚者で1児の父。愛夫人(22)への恩返し、そして、1歳の長男・稔(じん)君に父の勇姿を見せるためだ。

 「妻は、僕が野球をしている姿を見るのが好きと言ってくれるので、そういう姿を見せたいですし、息子が自慢できる父親になりたい。活躍する姿を、長く家族に見せられる選手になりたいです」

 宮崎学園3年時、練習試合で訪れた大分・杵築のマネジャーだった愛さんに一目ぼれし20年1月に結婚。新婚生活はない。結婚直後、セガサミーでは単身入寮したからだ。「野球に集中してほしい」という夫人の思い。別離に耐える愛妻の理解に支えられ、たどり着いた夢舞台だった。

 大阪・舞洲の選手寮「青濤館」に入寮したのも決意の表れ。「早く家族と暮らしたいですが、慣れるまでは。一緒の時間があまりないので、まだ写真も少ないんです」。社会人時代から、ずっと試合用バッグに付けている家族3人の写真付き缶バッジがお守り代わり。幼い息子は一生懸命に「パパ」と呼び掛けてくれる。「まだパパって理解できているのか分からないですけどね」と照れながらも、原動力となっている。

 最速153キロの即戦力候補。最大の武器は球威抜群の直球と落差の鋭いフォーク。昨年の都市対抗では2試合に救援登板し計4回1/3を1失点で5奪三振と好投し、4強に貢献した。プロの世界で掲げる目標は「リリーフエース」。96年以来のリーグ連覇、そして日本一へのピースになる。 (湯澤 涼)

 ◇横山 楓(よこやま・かえで)1997年(平9)12月28日生まれ、宮崎市出身の24歳。池内小で野球を始め、宮崎学園3年でエースとして同校初の宮崎大会準優勝に貢献。国学院大―セガサミーを経てドラフト6位でオリックス入団。1メートル81、91キロ。右投げ両打ち。

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