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巨人育成ドラ1・鈴木大 尚広2世だ!支配下へ1500メートル走歴代トップで「アピール」

[ 2022年1月17日 05:30 ]

1500メートル走で1位になった鈴木大(撮影・河野 光希)
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 巨人の新人合同自主トレ第3日が16日、川崎市のジャイアンツ球場で行われ、1500メートル走で育成ドラフト1位の鈴木大和外野手(22=北海学園大)が1位となった。50メートル5秒8の走力が最大の武器の韋駄天(いだてん)が、長距離走でも自慢の足を猛アピール。同姓の球団OBで足のスペシャリストだった鈴木尚広氏を目標に、支配下選手登録へ向けて順調な滑り出しを見せた。

 プラン通りに、ピッチを上げた。グラウンドにコーンが置かれ、300メートルを5周する1500メートル走。鈴木大は4周目にトップに躍り出るとそのままトップでゴール。「3周目までは3位くらいまでにいて、4周目、5周目で抜かして1位になれればという考えではいました。狙い通り」と笑顔を見せた。

 タイムは5分5秒で、記録の残る17年以降では、17年の育成ドラフト1位の高井俊(現社会人・ジェイファム)の5分9秒を抜く新人トップ。「僕は育成ですし、足の選手なので、こういう走る系のメニューからアピールしようと思っていた」と胸を張った。

 北海時代には2年夏に甲子園準優勝。決勝では作新学院のエース・今井(現西武)から安打も放った。北海学園大では4年春にリーグ優勝。1番打者として30年ぶりの全日本大学野球選手権出場に貢献した。1メートル73と小柄ながら50メートル5秒8の俊足が武器の外野手だ。

 目標に掲げる選手は、球団OBで代走での132盗塁のプロ野球記録を持つ鈴木尚広氏。「同じ名字ですし、凄く足の速い選手で、凄く意識するというか、こういう選手になりたい」。入寮時に同氏の著書を持ち込んだことを伝え聞いた鈴木氏が、ターニー3軍トレーニングコーチにメッセージを送ったことをきっかけに、お互いの連絡先を交換。「“走塁のことであったら気軽に相談して”と言っていただきました」と喜んだ。

 小6の運動会では、リレーの最終走者として20メートル差を逆転して1位になったことがある。右打者ながら一塁到達タイムは3秒台をマークするなど、足に限ってはすでにプロでもトップクラス。「盗塁ができなければ僕のスタイルは終わり。まずは盗塁ができる選手を目指したい」。鈴木大が自慢の足でアピールを続け、支配下昇格のチャンスを待つ。(川島 毅洋)

 ◇鈴木 大和(すずき・やまと)1999年(平11)4月27日生まれ、北海道北広島市出身の22歳。小2で野球を始め、大曲中では豊平ボーイズに所属し3年時に全国大会出場。北海では甲子園に2度出場し2年夏は準優勝、3年夏は初戦敗退。北海学園大では4年秋に全日本大学野球選手権出場。1メートル73、73キロ。右投げ右打ち。

 ≪鈴木尚広は盗塁成功率歴代2位≫鈴木尚広は福島・相馬から96年ドラフト4位で巨人入り。主に代走として05年から引退する16年まで12年連続で2桁盗塁を決め、通算228盗塁をマークした。15年には「一芸」を評価され、原監督の推薦で球宴にも出場し、2試合とも盗塁を決めた。通算200盗塁以上の選手で成功率・829は、今季楽天に加入した西川の・847に次ぐ歴代2位となっている。

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