楽天・茂木が1000万円増で更改 持病の腰痛、手術で不安取り除き「来季は143試合フル出場」

[ 2021年12月13日 13:51 ]

持病の腰痛を手術で治した茂木は来季こそ全試合出場し、「数字にこだわる」を目標に掲げた(球団提供)
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 楽天の茂木栄五郎内野手(27)が13日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉を行い、1000万円増の8400万円でサインした。(金額は推定)

 
 6年目の今季は120試合に出場し打率・259、14本塁打、53打点の成績を残し、守備でも三塁手として再三のファインプレーを演じたが、主将として持病の腰痛から一時戦線離脱したことに満足はしていない。「一番最初に出る言葉は“悔しい”です。自分の中ではグラウンドに出続けてチームを引っ張るのが主将。それが1年間出来なかった」。

 慢性的腰痛の不安を取り除くため、11月25日には椎腰椎椎間板ヘルニアに対する椎間板摘出術を受けた。現段階でリハビリも順調。「健康なんじゃかいかと勘違いするほどです。(トレーニング)ペースを上げすぎず、(キャンプインの)2月までに体をつくっていきたい」と話した。

 来季の目標を記す色紙には「数字にこだわる」と記した。「試合数に関しては、開幕スタメンから1年間143試合出続ける。打席にもしっかり立って数字を残して、守備でも貢献する」と、力を込めた。

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