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イチローさんの高校生指導で体感できた「神も普通のお兄ちゃん」

[ 2021年12月13日 05:30 ]

イチローさん 高松商野球部を臨時指導

高松商業高校の指導に訪れ、選手の質問に答えるイチローさん(右から2人目)
Photo By 代表撮影

 「Simple is best」。この冬、高校生への3度の指導で、イチローさんは野球を難しく考えないようにと助言を送り続けた。「リリースで(力を)抜かないように。バチッ!と」と投げる際の基本を口にすれば、打撃では開きを防ぐために「打ったポイントをそのまま見ておく。打球は見ない」と助言。走塁では、事前のイメージづくりが重要と説いた。

 抱える課題は選手それぞれによって違う。それでも重要なことは基本から逸脱しないこと。走攻守において「目が動くのは野球を難しくする」など、金言を残し続けた。

 生徒や学校側の熱量に、熱量を持って誠心誠意、応えたこの冬の指導。高校生からすれば「野球の神」が降臨した特別な時間。一方で自身の黒バットを置き土産とした際の「見える所に置いておくとなくなる可能性もありますから」と、笑わせたちゃめっ気は実にイチローさんらしい。「神も普通のお兄ちゃん」と感じることができた高校生は実に幸せと感じる。(大リーグ担当・笹田幸嗣通信員)

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