鳥谷敬氏の「とてつもない体力」 ノックで汗もかかない 同僚も驚く“筋肉バカ”の逸話

[ 2021年12月6日 10:37 ]

鳥谷敬氏
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 ロッテから今季限りで現役引退した元阪神の鳥谷敬氏(40)が、5日深夜放送のカンテレ「こやぶるSPORTS超 引退 鳥谷敬の18年から学ぶる&オリックス激闘の裏側SP」に出演。練習の虫と言われた現役時代を振り返った。

 番組には、阪神の藤本敦士内野守備走塁コーチ(44)がVTR出演。早大時代に六大学野球の三冠王を獲得し、鳴り物入りで入団した鳥谷氏とは当時、遊撃手のライバルだった。そんな鳥谷氏について、藤本コーチは「とてつもない体力があった。一緒にノックを受けていても汗もかかない。ハーハー、ゼーゼーも言わない。いつまでやんねんという体力だった」と振り返った。

 特に藤本コーチが「筋肉バカ」と驚いたのが、鳥谷氏のストイックさ。ナイターの試合を終えて、食事などで遅くなっても、朝から藤本コーチの部屋に来て「ウエイト行きますよ」と誘ってきたという。「きょう、しんどいわ」と返したが「ダメです。行きますよ」と4つ後輩に連れていかれ、同コーチは「どんだけ筋肉好きやねんっていうぐらい」と練習量に驚かされたという。

 鳥谷氏は、練習が苦ではなかったのか、と問われると「嫌ですね」と本音をポロリ。だが「大学生は年間100試合やることはなかった。体力的にも、まだまだ足りないと思った。それをやれば、自分に返ってくるものがあると信じてやっていた」と理由を明かしていた。

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2021年12月6日のニュース