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NTT東日本の高卒新人・片山が「満点」デビュー!6回途中1失点で2年連続8強入りに貢献 飯塚監督絶賛

[ 2021年12月6日 05:30 ]

第92回都市対抗野球大会2回戦   NTT東日本3-1TDK ( 2021年12月5日    東京D )

<NTT東日本・TDK>NTT東日本先発の片山(撮影・島崎忠彦)
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 2回戦3試合が行われ、8強が出そろった。NTT東日本(東京都)はTDK(にかほ市)に3―1で競り勝ち、2年連続の8強入り。高卒ルーキーの片山楽生(らいく)投手(19)が本大会での初先発で5回1/3を2安打1失点と上々のデビューを飾った。

 とても19歳とは思えない落ち着きぶりだ。先発マウンドに上がった片山は序盤から全力で右腕を振る。最速146キロの直球を軸に5回まで1安打無失点。1―0の6回1死で同点ソロを浴び降板も都市対抗デビュー戦で先発の役割を果たした。

 「緊張はありましたけどガチガチではなかった。後ろにいい投手がいるのでダメなら仕方ないと思って割り切りました。直球で押し込んで抑えていこうと思った」

 白樺学園時代はプロ志望届を提出も、ドラフトで名前は呼ばれなかった。社会人野球の名門に進み「もう一度、土台をつくり直す」と切り替えた。入社後は「レベルが一つ二つ、格段に変わって野球そのものが違う」と戸惑ったが、地道なトレーニングを積み、オープン戦で先発チャンスをもらうまでになった。

 憧れの投手は西武・松本航。理由は「球速以上に伸びがあるから」。初体験の東京ドームのマウンドでも動じることなく強気に攻め、ドラフト指名漏れの悔しさから磨きに磨いた直球は72球中、48球。大会前から2回戦での先発抜てきを決めていたという飯塚智広監督は「100点満点。NTT東日本で初めての10代の先発投手。先輩に勇気を与えてくれるよう送り出したが、それ以上のものが返ってきた」と絶賛した。

 名前は「楽生」と書いて「らいく」と読む。漢字は母が、読み方は父が決め「楽しく生きるように」という意味が込められている。チームの2年連続8強入りに貢献した度胸満点のルーキーは言った。「楽しんで投げられました」。あと3つ勝ち、最高の笑顔を咲かせる。(川島 毅洋)

 ◆片山 楽生(かたやま・らいく)2002年(平14)10月7日生まれ、北海道出身の19歳。小2から野球を始め、共栄中では軟式野球部に所属。白樺学園では1年秋からベンチ入り。2年秋からエースで4番。20年夏に甲子園での交流試合に出場。1メートル77、82キロ。右投げ左打ち。

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