Honda熊本・稲垣 長女バースデーに贈る祝砲「気合入っていました」

[ 2021年12月6日 22:15 ]

第92回都市対抗野球準々決勝   Honda熊本2―1東邦ガス ( 2021年12月6日    東京ドーム )

<東邦ガス・Honda熊本>4回、ソロ本塁打を放つHonda熊本・稲垣(撮影・島崎忠彦)
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 Honda熊本が03年以来18年ぶりの4強入りを決めた。

 4回先頭。左打席に立った3番・稲垣が直球を左中間にライナーで運んだ。「ちょっとこすった感じだったんですけど、入ってくれて良かった」と喜んだ。

 この日は特別な感情を持って試合に臨んだ。2歳の長女の誕生日で「頑張って」と声をかけられ、本塁打を打つことを約束。「気合が入っていました」と格好いいパパの姿を見せた。4日には日本通運でプレーする弟・誠也が試合に敗れたものの本塁打を放っており「テレビで見ていて鳥肌が立った」と発奮した。

 4回は4番・古寺にも本塁打が出て2点を先制。この2点を6人の継投で相手の攻撃を1点で抑えた。渡辺正健監督は「入りから最後まで全員野球で勝ち取った勝利。次も一戦必勝で頑張りたい」と気合を入れた。

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2021年12月6日のニュース