日本ハム・谷口 現役ラスト打席で左前打!代打で登場、初球から迷わずスイング

[ 2021年10月26日 20:03 ]

パ・リーグ   日本ハムー西武 ( 2021年10月26日    札幌D )

<日・西>7回、ベンチに戻った谷口を抱きしめる栗山監督(撮影・高橋茂夫)
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 今季限りで引退する日本ハムの谷口雄也外野手(29)が26日、現役生活ラストゲームに臨んだ。

 谷口は0―0の7回2死走者なしで中島に代わってコールを受けた。西武2番手の森脇が投じた初球147キロのストレートをレフト前にはじき返して出塁し、11年の現役生活に終止符を打った。

 10年ドラフト5位で愛工大名電から入団。1位指名の斎藤を意識して「僕も“ゆうちゃん”です」と自己紹介したようなユーモア性、そして小顔の愛らしいルックスで着目された。高校通算44本塁打の長打力に俊足を兼ね備えた実力も徐々に開花し、「可愛過ぎるスラッガー」と呼ばれて4年目の14年には72試合に出場。16年は自己最多の83試合に出場して「一番の思い出」というチームの日本一に貢献した。しかし、右膝前十字じん帯損傷の診断を受けて17年3月に手術。出場は減り、19年に2本塁打を放つなど主に代打で活躍したのが最後の輝きとなった。今季は7試合の出場にとどまっていた。

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