大谷から退任の栗山監督へ、感謝のビデオメッセージ「あんまり長くなると監督泣いちゃうかもしれないので」

パ・リーグ   日本ハム1ー0西武 （ 2021年10月26日    札幌D ）

13年6月にプロ初勝利を飾って記念撮影をした大谷翔平と栗山監督
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　日本ハムは0―0の9回に代打・松本剛が押し出し四球を選んでサヨナラ勝利。今季限りで退任する栗山監督は今季本拠地最終戦を白星で飾った。試合後に行われた退任セレモニーではエンゼルスで活躍する大谷翔平投手（27）からサプライズビデオメッセージが流れた。

　栗山監督は13年に入団した大谷を二刀流として育て、16年は大谷が投打でフル回転して日本一に輝いた。大谷はビデオメッセージで「僕が入団した時から本当に周りにも栗山監督も色々なことを言われたと思いますし、本当にご迷惑をおかけしたんですけど今こうして周りの人に少しずつ受け入れてもらえているのも栗山監督がいてくれたからです」と恩師に感謝した。

　そして「10年間、色々なプレッシャーと戦ってきたと思うのでこれから先は少し肩の荷を下ろして暇ができたらアメリカにでも是非遊びに来てほしいなと思います。あんまり長くなると監督泣いちゃうかもしれないのでこの辺にしたいなと思います。本当に10年間お疲れ様でした。そしてお世話になりました」とのメッセージを送られると、栗山監督も目に涙を浮かべていた。