M2のヤクルト、5回から早くもV継投 4回1失点の高梨に代え、5回から石山がマウンドへ

[ 2021年10月26日 19:26 ]

セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2021年10月26日    横浜 )

<D・ヤ>4回1死一、三塁、戸柱を併殺打に打ち取りガッツポーズの高梨(撮影・村上 大輔)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの高梨裕稔投手(30)が6年ぶり優勝へマジック2として迎えたDeNA戦(横浜)に中10日で先発登板。初回に先制されたものの、その後は失点を許さず、4回5安打1失点で早めの降板となった。

 緊張感からか初回は全体的にボールが高く、1死から森に初球直球を左越え二塁打とされると、2死後、牧に初球スライダーを右翼フェンス上部直撃の適時二塁打とされ、先制を許した。だが、打線が直後の2回に追いつくと、3回には打者10人で5安打を集中して一挙4点と強力援護。あと1イニング投げれば2日の広島戦(マツダ)以来2試合ぶりとなる今季5勝目の権利を得る可能性もあったが、5回のマウンドには2番手右腕・石山があがった。

 高梨の投球内容は4回で打者16人に対して52球を投げ、5安打1失点。4三振を奪い、四死球はなかった。

 なお、石山が2死一塁としたところで打席に2打席連続二塁打の森を迎えると、高津監督はここで3番手左腕・田口にスイッチ。田口は2球で投ゴロに仕留めてこの回を終わらせている。

 ▼ヤクルト・高梨 凄く緊張しましたが「絶対大丈夫」と自分に言い聞かせながら「腹をくくって」投げました。先制はされてしまいましたが最低限の仕事はできたかなと思います。

続きを表示

2021年10月26日のニュース