日本ハム・栗山監督 本拠地最終戦でファンにメッセージ「これからは皆さんと一緒に応援していきます」

[ 2021年10月26日 21:19 ]

パ・リーグ   日本ハム1ー0西武 ( 2021年10月26日    札幌D )

ホーム最終戦セレモニー、選手らに胴上げされる栗山監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムは0―0の9回に代打・松本剛の押し出し四球でサヨナラ勝利。今季限りで退任する栗山監督は今季本拠地最終戦を白星で飾った。

 試合後、レギュラーシーズン本拠地最終戦セレモニーそして球団では「親分」こと大沢啓二氏の2期通算11年に次ぐ10年間チームを指揮した栗山監督の退任セレモニーが行われた。栗山監督はファンに最後のあいさつをした。

 涙を目に浮かべながら「あいさつを全て忘れてしまったので、まず今日で引退する谷口にもう一度拍手をお願いします」とまずは引退する谷口へ拍手をお願い。そして「1年間本当にありがとうございました。昨年に続きこのコロナ下で多くの方が大変な思いをされています。何が何でも喜びや笑顔を届けたいと思ってやってきましたが実現できませんでした。ここにいる全員がこの悔しさを感じています。来年は必ず皆さんに“優勝”というプレゼントを届けてくれるはずです」と悔しさを語った。

 「私は今シーズンでユニホームを脱ぎます。これからは皆さんと一緒にこの選手たちを応援していきます。来シーズンはお世話になった札幌ドーム最終年。そのあとは新球場へとつながっていきます。くれぐれもファイターズそして選手たちのことをよろしくお願いします。本当に長い間ありがとうございました」とファンにお願いと感謝を伝えてあいさつを締めた。

 あいさつ終了後に選手たちに胴上げされて10度宙に舞った指揮官。記念撮影後にグラウンドを一周した。

続きを表示

この記事のフォト

2021年10月26日のニュース